ちゃんとしたScalaプロジェクトを書くなら、相当に腕の立つ方でない限りIDEを使って書いたほうがいいですが、簡単なプログラムを動かしたいという時には小回りがきかずやや面倒です。
ここでは、テキストのサンプルコードをちょっと動かしてみたいときに使える方法を挙げます。
REPLで動かす
-
scalaにパスが通っている場合:
scala
と入力して実行 -
activatorにパスが通っている場合:
activator
と打ってからconsole
と入力、またはactivator console
と入力して実行 -
sbtにパスが通っている場合:
sbt
と打ってからconsole
と入力、またはsbt console
と入力して実行
このあと好きなように入力します。
REPLでファイルを指定して実行する
script.scala という名前で以下のような内容のファイルを作成する。
object HelloWorld extends App {
println("Hello, world!")
}
HelloWorld.main(args)
そしてREPLを起動して、 script.scala
と入力して実行する。
シェルスクリプトとして動かす
scalaがインストールされているのを前提。
script.sh
という名前で以下のような内容のファイルを作成する。
#!/bin/sh
exec scala "$0" "$@"
!#
object HelloWorld extends App {
println("Hello, world!")
}
HelloWorld.main(args)
そして chmod +x script.sh
と実行権限を付加した後、 ./script.sh
と入力して実行。
paiza.ioで動かす
paiza.ioならばWebブラウザ上でScalaのコードを動かすことができる。
以上です。
環境
Macのターミナル